上達に必須の「脱力して弾く」という感覚をつかむ方法です。
鈴木智貴さんの動画の内容を、実践してみました。
滑らかな演奏になっていくために大事な「脱力」のエクササイズを5つの過程で説明します。
①ハンマリングとプリングオフのトリルをする。
左手の人差し指を1弦5フレットに置き、中指でハンマリングとプリングオフを6フレットで繰り返します。(鈴木智貴さんの動画では2弦でしています💦)
・速さはゆっくりでもOK。
・リズムが一定でなくてのOK。
・音は小さくてもOK。
・中指は上げるだけではあまり音が出ないので、もっと音を出したいときは弦に引っ掛けるようにして離す。
②脱力:トリルをしながら肩の力を抜く。
両肩の力を抜いて、手元だけで弾く意識を持つ。

③脱力:トリルをしながら前腕の力を抜く。
順に力は抜けたか、トリルの音は出ているか気を付けながら、指先だけで弾くイメージをする。
④脱力:トリルをしながら手の平の力を抜く。
左手の手の平の力を抜き、ふにゃふにゃな感じのまま、指だけの力でトリルをする。
この感覚が、「脱力して弾く」感覚、滑らかに弾いてい人の感覚と同じ。
⑤指を変えてトリルをする。
中指を6フレットに置き、今度は薬指で7フレットをハンマリングとプリングオフする。
薬指は力が入らない指なので、うまくできなくても力まないように気を付ける。
薬指の次に小指でもする。
小指は特に音が出にくいが、初めのうちはトリルの動きだけでもOK。
まとめ
ウクレレを練習する前に、毎回1,2分だけでも脱力エクササイズをして、脱力する感覚を身に付けるようにしましょう。
練習をしていくうちに、脱力して弾こうとする意識ができます。
すると、力が入ったときに、その瞬間が分かるので力を抜こうという感覚が芽生えます。
その場でサッと脱力するには、
①肩にギュッと力を入れて上げ、ストンと落とす。
②前腕に力をギュッと力を入れ、ストンと落とす。
③左手をグッと握り、パーと開く。
この脱力感覚を身に付ければ、スムーズに演奏できるようになるでしょう。
大切なことは、この感覚が癖になるまで続けることです。
今回は、この方法を動画の中で順に実践しています。



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